こんにちは、翔太です。
リーグワン(D1)が第11節を終了。同時に交流戦が終了しました。この時点で、12チームが1度ずつ対戦終了、総当たり戦を終えたことになります。このあと1週のBYEをはさんで、同一カンファレンス内の2巡目を戦って、最終順位が決まるわけです。
ちなみに、この時点でカンファレンスAの6チーム中5チームが7位までに入っています。交流戦の成績はカンファレンスAの21勝に対してカンファレンスBが15勝(うち6勝はワイルドナイツ)。前年度の成績に基づいて振り分けた結果ですが、これが適切なのかどうか、検証も必要かなと思います。
首位を独走するワイルドナイツ―異次元の強さ
では、プレーオフ争いそして優勝に向け各チームがチーム力を仕上げていくラスト5節に向け、ここまでの各チームの戦いを振り返ってみたいと思います。
まず触れたいのはワイルドナイツの強さです。異次元の強さと言って良いでしょう。昨季はプレーオフ決勝でスピアーズに敗れ、連覇を逃しましたが、その結果がさらにチームを強くしたのかなと思わせます。
昨季も十分に強かったけれど、どちらかといえばペース配分を考えて前半は我慢して、80分が終わったときには勝っているという印象があった。でも今季は前半から飛ばしまくってトライも量産している。実際、11節終了時点のスタッツを見ると、昨季は48トライ(5位)、375得点(4位)だったのが、今季は75トライ、528得点で、得点で40%、トライ数は56%も増えている。当然、どちらもリーグ最多です。
ワイルドナイツの強さに圧倒されているのは僕だけではありません。先日、某チームのコーチと話したときに「あの強さは信じられない」という言葉を聞きました。強さの理由としては選手の経験値の高さ、選手層の厚さ、戦術理解度など、いろいろあげることができるでしょう。戦術でいえば、ブレイクダウンから次のアタックに移るときの左右へのダイレクションチェンジの速さ、正確さ、練度で他チームよりも数歩先を行っている。